地蔵白蛇宗について

地蔵白蛇宗は、金脈の権現である白蛇を信仰する密教呪術を主とした団体です。
一団体として本願を掲げて活動を始めてからの歴史は12年と浅いですが、根本にある呪術祈祷は数千年の歴史を持つ確かなものです。
私たちは一般的なご祈祷とは異なり、金運、金脈の力に特化することを選びました。
密教呪術の正統派から見れば異端的な信仰です。

しかし、一つのことに命を賭して極限まで願い、念じ、行動することが呪術祈祷の真髄であり、呪術の本来の姿なのです。
万事を以って衆生を救うことは“密教呪術全体”としての目標であり、一団体が万事を成す必要はありません。そのような泡沫の夢を抱くような理想では救えない現実もあります。一つでも救われること、そこから全てが始まるのです。

地蔵白蛇宗 座主の栄覚（えいかく）です。
私は代々続くお寺の家系に生まれ、幼少の頃より私には特別な能力がありました。それが、金脈の流れを視ることができる力です。
大地には龍脈と呼ばれる気の流れ道がありますが、その中でも金運に纏わる気運の流れを金脈と呼びます。

そのことを明確に知ったのは私が出家して、修行を積み重ねる中で師僧から教わったことです。実際に私のような特殊な眼を持つ祈祷師はほとんどいません。私の金脈が視える眼は「金栄神通の天眼」と呼ばれていました。この特殊な眼を持つ私は「己の力を最大限伸ばし、人の世に栄をもたらす存在となることで覚りを得る」という意味の栄覚という名を師僧より授かりました。

過酷な修行を積み、金運呪術祈祷の最奥を習得し「金運祈祷において比肩する者なし」と謳われるまで己が力を伸ばしました。そして、より実践的な金運祈祷を目指すために自坊継承することなく還俗し、地蔵白蛇宗を立ち上げました。私は金脈の権現である白蛇と、地蔵の加護を持つ金運呪術祈祷師として、皆様の救いになることを目指しています。